今週の診療230312~ 形態と機能からみる胃腸の異常
院長の松岡です。
今年は気温は高いものの、寒の戻りもあり温度の日格差、湿度の低さによる体調不良が多い印象です。便通異常、腹痛、血便、下痢などの症状の方が連日来院されています。胃カメラ・大腸カメラ検査のご希望の方はお気軽にご相談ください。
常時内視鏡の提案
日曜に胃カメラ・大腸カメラ検査を行いました。共働きが非常に多い富山の地域事情・特性に柔軟に対応してまいりたいと思います。日曜日は外来は行わず検査のみを行います。平時の当院を知っている方からすれば「びっくりするくらい落ち着きのある外来の動き」です。完全予約制ですので、じっくり内視鏡検査を受けたい方にはうってつけではないかと思います。
「次回4月の日曜診療は4月9日(日)」となります。
胃カメラは24時間365日WEB予約可能です。大腸カメラは事前診察が必要ですので5日前までには必ず受診ください。検査は先着順となりますのでご注意ください。
腸管最適化を多角的に考える
日々内視鏡検査を行っていますと形態的異常には対応できますが、機能的異常の対応に苦慮します。腸管最適を意識してどの薬剤をどの疾患に用いることが適切かが非常に大切になります。
昨日「Monday Kampo」の講師として僭越ながら消化管領域の薬剤についてお話させていただきました。診療後のお疲れの中、そして週の初めであるにもかかわらず多くの先生方にご参加いただき、大変うれしく思います。創業して5年半の当院での診療の試行錯誤を交え、日々の内視鏡診療で患者様から教えていただき、そしてフィードバックの実践事項を中心に解説させていただきました。今後も当院を利用される方に、少しでも有益な消化器内視鏡診療を提供できるよう、スタッフ一同研鑽を積んでまいります。