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今週の診療230226~ 腸管最適を考察

[2023.02.26]

院長の松岡です。

2月が残り数日で終わります。もう春が見えてきました。

お疲れ様でした

さて、2週間の実習に来て下さった学生さん、短い間でしたが実習お疲れ様でした。(私を含めて)当院のスタッフの気付きが大きく、感謝しています。色々興味を持って実習して頂けたようでほっとしています。学ぶ姿勢が素晴らしかったです、頑張って下さい。

そして、国公立大学2次試験ね受験の皆さん、お疲れさまでした。さらに、後期試験組の皆さんは現在進行形だと思います。持てる力を出し切れるよう最後まで基礎の徹底に拘って下さい。

腸管の最適化

創業して6年、14ooo件の内視鏡検査を行いながら機能性ディスペプシアFDや過敏性腸症候群IBSや便通異常といった検査を行なっても可視化が困難な疾患(機能性疾患)の診療を行う事で1つの方向が見えてきました。毎日内視鏡検査積み上げることで「腸管のパターン」をつかみ取ることが出来るのではないか、そして「パターン認識に持ち込める」のではないか、さらには「腸管の全体最適化」に寄与するのではないかと漠然とではありますが当院では解釈でき始めています。全体のバランスを考え平準化する思考、あえてバランスを大きく崩すことで集中と選択に偏らせる方向。どちらかが正解ではなく、時として両者が正解であることも分かって来ました。内視鏡診療の現場で都度、適切な選択ができるよう「腸管最適」のフレームワークに少しでも迫る事ができるように、これからも歩みを止めずに検査を積み重ねて参ります。

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