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苦痛の少ない大腸カメラ検査・内視鏡手術を行うために

 大腸ポリープや大腸がんは、日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患です。大腸カメラを肛門から小腸(終末回腸)まで1.5~2mほどを観察する検査です。観察中に必要に応じて拡大観察にて精密検査を進め診断し、ポリープ切除術や、止血術を行います。

一般的には「挿入時非常に痛かった」「大腸観察時の腹満感が辛かった」「手術の癒着があり検査を途中で断念した」等、大腸カメラ検査にあまり良い印象がない方が多いと思われますが、当院では「つらくない内視鏡検査の7つの提案」を実践することで挿入時の苦痛の軽減に努めております。また、観察時は腸管に吸収されやすい炭酸ガス送気を適宜用いますので検査後の腹満感の早期軽減が期待できます。 

こんな時は大腸カメラ検査を

  • 便に血が混じる(血便)・下血、便が細い、原因不明の体重減少・食欲低下、下痢、便秘、繰り返す下痢と便秘
  • 便潜血陽性、大腸ポリープ、大腸がん、大腸がん家系
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
  • 感染性腸炎(10回以上の水様制下痢便、発熱)、薬剤性腸炎、腸型ベーチェット病、腸結核
  • 過敏性腸症候群(慢性的な腹痛・便秘・下痢)便秘、大腸憩室症・大腸憩室炎治療歴のある方
  • 虚血性腸炎(腹痛後の鮮血便)、放射線性腸炎、痔

大腸カメラで分かる病気

大腸がん(悪性腫瘍)、大腸ポリープ(良性腫瘍)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、感染性腸炎、大腸憩室症等が分かります。もともと便秘傾向の方、痔があり排便後出血を認める方でも検査をすることでそれ以外の病気が見つかり治療に結び付いた症例も少なくありません。当院では内視鏡検査にて早期大腸がん、大腸ポリープが見つかった場合、治療できると判断した病変はその場で治療致します。

便潜血検査でも陰性となるような微小な大腸がんを発見できることもあります。

正確な大腸カメラ検査を行う事で、便潜血検査で陰性となる(出血を来さない)早期大腸がんを発見できることもあります。

40歳以上の大腸がんハイリスクの方は大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。

検査の流れ

 

Step1.検査予約

原則当日受診でも検査は可能ですが、腸内をきれいにし質の高い検査を行うために事前に下剤・検査食をお渡しいたしますので一度受診下さい。来院頂き診察、問診を行います。受診時に①診察(承諾書、既往歴確認、内服薬確認)、②血液検査・尿検査・レントゲン検査等(全身状態の確認)、③検査の説明を行います。予約無しで検査をご希望の場合は朝9時までにご来院いただくようお願い致します(ただし加療されている疾患、内服薬、全身状態等により受診当日の検査を控えさせていただく場合もございます)。かかりつけ医の先生からの検査依頼の場合は紹介状を持参し受診下さい。

Step2.検査前日

検査の質を上げるため(残便が腸に残っていると微小病変は確認することが出来ません)、事前に検査食を食べて頂いたり・下剤を内服して頂くことが非常に大切となります。また、キノコ類やワカメ・昆布などの海藻類、スイカ・キウイ・イチゴ・メロンなど粒や種のある果物、トマトなどは検査前に食べないようお願いします。検査の質が落ちる原因となります。

Step3.検査当日

当日検査を受けて頂く方全員集まって頂いた後、前処置室に移動頂き、9時から大腸検査の説明を聞いて頂き、2リットルほど腸管洗浄液の内服を開始致します(当院で初回の大腸カメラ検査の方は安全面を考慮して医院内の専用トイレがある前処置室で腸内洗浄液を内服して頂きます)。腸内がきれいにならないとクオリティーの高い大腸検査ができません。微小病変の見逃しも無いように検査を行うためにはしっかり腸洗浄を行う事が極めて大切です。腸内がきれいになるまで体を動かしながら何度もトイレに行き検査可能になるまで待っていただきます。早い方で2時間ほどで腸が検査可能な状態となります。

Step4.検査実施

肛門から内視鏡を挿入し小腸の入り口まで観察します。内視鏡検査イラスト大腸は1.5~2mほどある臓器です。15~40分ほど(観察検査のみ、ポリープ切除術ありで所要時間は異なります)の時間を要します。もし病変が見つかれば必要に応じて組織を採取する生検、ポリープ切除術(良性腫瘍や早期がん)を行います。鎮静剤を使用した場合は検査後リカバリー室で1時間程度お休みいただきます。

Step5.検査終了後

検査結果説明観察のみで検査が終了した方には温かいお飲み物を準備させていただきます。腸内、心身リラックスして頂いた後、院長から検査結果の説明を行います。生検・内視鏡手術となった方が検査後しばらく腸内の安静のため経口摂取ができません。

受診からご会計まで院内滞在時間は4時間~6時間ほどです。

 

 

注意すべきこと

検査中は空気でお腹が張りますが、検査後数時間でもとに戻りますので心配はありません。検査後はベットで1時間ほど休んでから帰宅していただきます。

※内服薬について

内服薬がございましたら必ずご提示下さい。検査前に確認致します。糖尿病の内服薬、インスリン注射されている方は朝の内服、朝の注射は控えていただきます。抗血小板薬・抗凝固薬を内服されている方は休薬や内服薬置換等の相談を致します。

 ※来院時の交通手段について

鎮静剤を使用した場合、検査後リカバリー室で1~2時間休んでいただきます。当日の自家用車運転、自転車運転はできません。

自身の運転で来院された方は鎮静剤の使用はできません

 

大腸カメラ検査費用について

大腸カメラ検査 健康保険1割負担の場合健康保険3割負担の場合 
 内視鏡検査(観察のみ)  2,000円  6,000円
 内視鏡検査+病理検査  5,000円~10,000円  12,000円~25,000円
 内視鏡検査+ポリープ切除術 8,000円~12,000円   20,000円~35,000円

 

 上記費用がおおよその目安となります。詳細は受診時にお尋ねください。

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