進行直腸癌(血便、しぶり腹) 今週の1枚250226
[2025.02.26]
しぶり腹、2か月前から認める血便で受診された方。大腸内視鏡検査では直腸内に4/5周性の腫瘍性病変を認めます。病変中央の陥凹部局面は腫瘍細胞の固有筋層浸潤も疑う不整な潰瘍形成を認めます。お世話になっている総合病院様にコンサルトとさせていただきました。
消化器症状を有する場合、適切な検査が望まれます。
70歳代 女性 血便、しぶり腹
#.上部直腸癌 Rs-a(adenocarcinoma)
左、右:WLI観察