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感染症は初期対応が大切

[2021.06.18]

院長の松岡です。

前回のブログで食中毒注意喚起の記載をした矢先でした。

刻々と変化する情報の取り扱い

昨日のニュース報道や今朝の新聞で既に皆様ご存知かとは思いますが、昨日富山市で1000人弱規模で急性胃腸炎症状の発症があったと報道がありました。当院にも該当すると思われる患者さんの来院があり、今後患者さんの各医療機関への受診の増加が予想されます。

今回の件で「事前に情報の入手があるとないとで対応が異なる」ことがはっきりと理解できました。DX化された現代、リアルタイムで最新情報が入るという良い点がある一方「その情報の信ぴょう性(信頼性)の問題」が次の打ち手に大きく影響します。現代に生きる我々は、どの情報を選びどの情報を捨てるかと日々の全てにおいて迅速な取捨選択に迫られています。「確かなソースの確保」が大切ではないかと思います。そしてその情報を判断できる確かな 知識が必要となります。

同時に公衆衛生学的アプローチが非常に大切となります。原因の同定に向けて昨日から保健所や厚生局の関係者様がご尽力されており、感謝申し上げます。

感染性腸炎

話がそれましたが、菌かウイルスの確認、菌を疑った場合どの菌が消化器症状の原因となっているかの確認。処方した薬が(仮に菌が原因であれば)その菌に効果があるのかを最短で調べることが大切です。当院も迅速に対応させて頂きました。今回の該当者様方の1日でも早い症状の回復をお祈り申し上げます。

患者様ならびにご家族様は大変とは思いますが、コロナ対策に加え、徹底した次亜塩素酸消毒を行いましょう。

感染性腸炎の詳細記事は当院「大腸・小腸の病気」の感染性腸炎のコンテンツを確認下さい。<続きを読む>

 

今後も、当院は正確な医療情報・医療技術を皆さんに提供できるよう日々内視鏡技術の研鑽を行って参ります。

 

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