便潜血陽性にて大腸内視鏡検査施行に至った方。直腸に4mm大0-Ⅱa病変を認めます。WLIでは黄色腫様を呈しておりますが、インジゴカルミン散布、ならびにM-NBI観察では所謂、開Ⅱ型様の表面構造であり過形成変化にも見えます。マージンをしっかりとり内視鏡治療を行った結果、病理はhyperplastic polypでした。他に腺腫病変を内視鏡治療を行い検査を終了しております。
50歳代 男性 便潜血陽性
#.直腸過形成ポリープ
左上:WLI遠景観察、 右上:色素散布近接観察、
左下:NBI弱拡大観察、 右下:クリッピング切除後