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早期大腸がん・大腸腺腫を含めた大腸病変の拾い上げ

[2018.07.23]

院長の松岡です。

アイスクリームも溶けるほどの暑さです。脱水・熱中症に十分な注意を払ってください。

8月11日(祝日:山の日)は内視鏡検査中心の診療を行います

普段多忙で休みが取れない方で検査希望の方・胃バリウム検査・便鮮血検査陽性のまま放置されている方はぜひこの機会を利用してください。ご不明な点ございましたら、お気軽に当院までお問い合わせ下さい。

大腸癌疫学データ 

日本では年間およそ15万人が大腸癌に罹患し、5万人以上が大腸癌によって命を落としている(国立がん研究センター)と報告されています。

米国では20~15年ほど前から大腸内視鏡検査による大腸がん検査が強化され、1980年代から男女ともに大腸がん罹患率・死亡率は減少に転じています。

上記から大腸内視鏡検査・内視鏡ポリープ切除術が大腸がん死亡率の減少に大きく寄与していると分かります。

 大腸カメラ検査のスリーステップ

進行大腸がんになる前の早期大腸がん・腺腫(癌化するポテンシャルのある病変)の拾い上げをしっかり行う事で大腸がん死亡率は減少します。

①まず安全に苦痛少なく確実に大腸の一番奥まで内視鏡を挿入する事が必須です。

②次にしっかり粘膜を観察し微小病変の拾い上げを確実に行う事が大切です。

③そして内視鏡的切除できる病変はその場で的確に切除することで大腸がん死亡率減少に繋がります。

 

当院では上記スリーステップを確実に行います。

 検査前問診での大腸がんハイリスク群の拾い上げ、お一人お一人に合わせた下剤・腸管洗浄薬の選択等を組み合わせ、質の高い内視鏡検査を行えるよう工夫しております。

 

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