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便潜血陽性・大腸がん検診要精査・血便

[2019.09.05]

院長の松岡です。

先日、医師会急患センターの当直させて頂き、この時期ならではの「治らない咳」の患者様が多かったです。季節の変わり目、気温が下がり、ストレスも増えるこの時期です。気管支喘息、咳喘息の増悪が目立ちます。改善しないような方はお早目の医療機関受診をご検討ください。

 

先週、30歳代の方で便潜血陽性にて大腸内視鏡検査を施行させていただき、特に大腸がんのリスク因子が特別高いわけでもなかったですが大きな病気を認めた方がいました。

先日参加した内科学会の消化器のセクション・また開業前からアドバイスやご指導を頂いている内視鏡スペシャリストの先生も言われていますように「大腸がんは、進行病変であっても自覚症状を認めることはまれで大腸カメラ検査をしっかり行う事で初めて病気の発見ができる病気である」が真実であります。その方は今回便潜血をきっかけとして大腸カメラ検査を行って本当に良かったと思います。もし検査を行わなかったら、近い将来病気の進行のため腸管が腫瘍で埋め尽くされ大腸閉塞症状を来した時点で病院に来院されていたと思います。

2019年1月から現在まで、40歳未満の方で、当院で大腸内視鏡検査を受けられた方で、進行した大腸の病気であった方は5名おられます。私もこの数字に大変驚いています。50歳以上の方はもちろんですが、30歳~40歳代に方にも積極的に大腸カメラ検査を受けて頂き、自身の安全を証明して頂き、楽しい実りのある人生を送っていただきたいと、スタッフ一同願っております。

 

継続して北陸を中心とした富山の皆様に、苦痛の少ない・安全な・正確な内視鏡検査・消化器内科(胃腸科)診軽を気軽に受けて頂けるよう努力して参ります。

8月から、スタッフと相談し大腸検査の枠を増やしました。分からないことがあるようでしたらお気軽にご相談下さい。

 

 

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