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GIF-XZ1200について

[2021.06.01]

院長の松岡です。

6月に入りましたので最新ビデオスコープGIF-XZ1200を

本日から6月。新しい月の始まりですので、オリンパス社からこの春に新発売された、光学拡大機能付き上部消化管ビデオスコープ「GIF-XZ1200(※1)」を試して参ります。当院に既に導入している4K 対応 LCD モニター 「OEV321UH」 並びに「EVIS X1」ビデオシステムセンターOLYMPUS CV1500との接続相性が抜群に良いファイバーです。従来の面順次式(赤(R)・緑(G)・青(B)の光を順次に出射させて映像を作り出す方式)をより高速処理させた画期的な高速面順次システムを採用することでより質の高い内視鏡画像が得られます。本日からデモ開始させて頂きます。

今後徐々にリリースされる1200シリーズに順応

今後1200シリーズの導入に向けて、当院のEVIS X1 CV1500 のセッティングの見直しも図って参ります。今回のEVIS X1はマイナーチェンジ後かなり良くなりました。全国の内視鏡医の先生方もGIF-1200Nとの相性はもちろんですが、従来の290シリーズとの相性も悪くない印象のようです。特にキセノン球から5LEDへの光源変更に伴う光量アップは多くのスペシャリストの先生方が同意見であります。さらに1200シリーズのセールスポイントとである高速面順次方式も注目しています。色々自分で確認して当院へのラインナップとして検討して参ります。

さて車のセッティングも同様ですが①前提として良いものを推奨値で用いる。②多数のパラメータがある場合、他を固定し1つのみを変化させる。②そして振幅幅を大きく取り、あたりをつけた上で徐々に精度を上げていく。以上4ステップを丁寧に繰り返すことでのみ最良の番手が出ます。仮説検証失敗改善を繰り返すことで、いちオリンパスユーザーとして対応して参ります。


※1.OLYMPUS GIF-XZ1200
①最大 125 倍の高倍率化と、高感度 CMOS イメージセンサー採用による高画質(HQ画像)の実現
②高速面順次の採用により、色ずれが少なく、よりなめらかな画像取得を実現。毎秒 120 回の高速点灯により、3 色の光が切り替わる
際に生じる色ずれを軽減させ、よりなめらかで高品質な画像取得を実現します。
③新型操作部「ErgoGrip」採用により、術者のユーザビリティ向上。軽量化に加え、アングルノブ設計・スコープスイッチ形状・ボタン位置などを見直すことで、術者にとって操作性の向上・検査時のストレス低減に貢献します。

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