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お陰様で創業6年目を迎えることが出来ました

[2022.10.09]

2021年10月~2022年9月まで合計3276件の内視鏡検査を担当させて頂きました。

内視鏡検査 3276件
胃カメラ 1887件
大腸カメラ 1389件

感謝!!

2022年10月2日で創業丸5周年、6年目を迎えることが出来ました。あっという間というわけでもなく、スローモーションといったわけでもなく。実際には紆余曲折がそれなりにあった5年間でした。

特にこの1年は色々ありました。しかしながら結果として進むべき方向に進んでいる気がします。先日も北陸で歴史ある企業の会長さんから「創業時の思いを持ち続け、維持することは本当に大切である」と検査中に教えて頂きました。同時期に「持ち手を打ち尽くしてもどうにもならないこともある。それを潔く受け入れなければならない」とある社長さんから企業内勉強会の講師に呼んで頂いた際に教えて頂きました。今後自分のキャリアを振り返る中で、2022年は上記の両方を同時に経験できたとても貴重な年であるのではないかと思います。スタッフも10名を超えました。医療が生業というクリニックとしての立ち位置、そして中小企業としての立ち位置の双方の視点から健全な経営を継続することの重要性がようやく分かりかけてきました。毎日沢山の方からのご協力ご指導をいただくことで何とか当院が存続できています。充実感を持って社会活動させて頂いていることに感謝し、これからも消化器内視鏡の分野で社会貢献ができるようクリニックとして成長して参ります。皆様よろしくお願い致します。

 

ようやく1%

まつおか内視鏡内科では、これまで14000人弱の患者様に受診頂き、13000人弱の方に内視鏡検査をさせて頂いております。内視鏡内科医としてこれほどうれしいことはありません。令和3年の時点で富山県の人口は102万人強。5年でようやく富山県民の1%強の方の内視鏡検査をさせて頂いたことになります。今後も「街の内視鏡医」として富山県の消化器癌の早期発見・早期治療に全力で向き合って参ります。

「1人でも多くの方に胃カメラ・大腸カメラ検査をさせて頂くことで、消化器癌の早期発見・早期治療に結び付けること」を診療理念に掲げ2017年に開院致しました。これからもブレずに質の担保された消化器内視鏡診療を提供して参ります。

積み重ねる

毎年10月は創業時の気持ちを忘れないよう振り返りを欠かさないようにしております。5年前は分からなかったことが、ようやく今になって理解できるようになったことも増えてきました。また、あらゆることをやりたいと思って創業してみたものの、日々の診療を経験することで、やれることとやれないことも分かってきました。これまで本当に多くの方に来院頂き、多くの叱咤激励を頂くことで消化器内視鏡クリニックとして成長出来ております。日々貴重な御意見を頂けることに感謝して明日からもスタッフ一同精進して参ります。

1ピース1ピースを試行錯誤しながら丁寧に巨大ジグソーパズルを完成させるように、様々な内視鏡検査のシーンで小さな失敗を拾い集め、チームとしての経験値を増やして参ります。日々内視鏡検査を行っていますと、主としてパターン認識で対応できますが、一部これまでの経験が通用しない場面が突如顔を出します。そんな時「十分な経験があれば予測を立てて対応できる」と開業前からお世話になっている内視鏡スペシャリストの先生がおっしゃっていました。毎日沢山の方に検査をさせて頂いている利点を最大限活用するためにも当院の内視鏡チーム力をさらに高めて参ります。「十分な経験」文字で起こすと5文字ですが、本当に重い言葉であり、気が遠くなるような経験を要することが今更ながら実感できています。日々積み重ねていくしかありません。

働きやすさへの考察

当院はありがたいことに本当に良いスタッフに恵まれてます。

2022年は数名のスタッフが同時期に産休・育休に入りました。無事出産を終え母子ともに健康とのこと、良かったです。今後それぞれ育児に奮闘すると思います。この時期しかできない親子の関係性をはぐくんで欲しいと思います。

そして新人スタッフの加入もありました。特に今年は異業種からの入社となったスタッフも数名。当院は零細中小企業の無床クリニックです。さすがに総合病院のような重厚なスタッフ教育システムはありません。当初は色々試行錯誤しましたがリーダーが中心となりそれぞれの持ち場で上手く機能し始めています。同僚との良い関係性もプラスに働いているのではないかと思います。

忙しい中にも仕事の達成や喜びを共有できる働きやすい環境を整備することが当院の役割であると考えます。産休・育休後スムーズに復帰出来る職場環境の整備、そして他人を否定することなく人として成長できる場の提供。社労士の先生とも協議しやりがいのある職場を目指します。職場にいる時間が一番長いからこそ、楽しくそして自分の仕事に誇りを持って取り組める場の提供を中小企業として考えております。その上で病院ですので、診療理念に沿った消化器内視鏡診療の分野で社会貢献を狙って参ります。

そして2023

そして6年目。中高一貫校や医学部生で言えば最高学年の年度となり、集大成の1年となります。

先日、ラジオ番組サンデーソングブックで山下達郎さんは番組30周年と話されていました。自身の音楽への向き合い方、老舗としての考え方、お客さんへの対応など学ぶべきことが本当に多く、やはり本物は違います。

当院として、私の内視鏡技術のアップデートはもちろんのこと、スタッフ教育にも力を入れ、消化器内視鏡診療を行うチームとして6年目の成長を果たしていきたいと思っています。ハードとソフトの両面から当年は設備投資を推し進めています。

10月3連休はbonobosさん、YMBさんを聴きながら溜まった事務仕事を片付けたいと思います。

 

院長 松岡 訓

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