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宮路川3回目の氾濫に抗う 都市型水害・浸水に対応

[2023.07.13]

院長の松岡です。

梅雨や夏の定義を変える必要がある気がするのは決して私だけではないと思います。「未曾有の」や「100年に1回の」と言った枕詞がむなしく聞こえるほどこれまで経験していなかった自然災害が日常化しています。「先人たちが脈々と培ってきた技術と最新鋭の技術力を積み上げることで対応していかなければならない次の時代」に入ったのかもしれません。

「常時、内視鏡の提供」に拘る

まつおか内視鏡内科は1年を通じて胃カメラ・大腸カメラ診療を安定供給することを診療理念として様々な対策を講じています。創業して本年は6期目となりますが、北陸は富山の1人でも多くの方に消化器癌の早期発見・早期治療の実践の提供できるよう工夫を重ねております。

線状降水帯の猛威

昨夜21時30分過ぎに当院の横を流れる宮路川が氾濫しました(が当院の被害はありませんので診療には影響しません)。創業後(昨年2回を合わせると)今回で3回目の氾濫となります(地元の方の話でも昨年まで氾濫するような河川ではなかったとのことです)。昨日は富山県・石川県に線状降水帯が発生し、緊急速報もありましたので昨年の同じ轍は踏まないよう準備して臨みました。経験することで氾濫する場合の予測が立てられるようになりました。

①霧のような(決して弱くない)雨が30分以上降り続く
②河川の上流山間部の雨量が多い

そして決壊しても当院の正面の道路では最大15cmほどの丈の水圧が、川から流出した水が重量に従い低い方へと流れます。川の氾濫を3回経験する事で少しずつ分かってきました。

③30分以上連続した道路への水の流出はない
④15分をいかに適切に乗り切ることができるか

つまり「瞬間最大値は15分ほどであり、最大30分を持ちこたえられると河川氾濫を乗り切ることができる」と予測できます。ただ、これは宮路川の氾濫が1回と仮定した上記の条件の場合であり、さらに強い雨量で氾濫サイクルが短く短時間集中型の降雨の場合は通用しないことが容易に想像できます。自然はいとも簡単に我々の想像の遥か上をいきますので、想像力を持った柔軟な対応が必要となります。

集中豪雨に対する備え

昨日は「文化シャッター様の止水マスターシリーズ」の威力をまざまざと見せつけられました。検証を重ねた工業製品の信頼性は計り知れません。施工して頂いたアリタ様、文化シャッター様には本当に感謝しかありません。

毎年のように発生する集中豪雨による水害被害に対して対策することが非常に大切です。突然のインフラの途絶による社会生活の断絶、経済損失を1度経験すると2度と同様の浸水被害の経験はしたくありません。特に都市型水害による浸水被害は内水による被害が外水などの内水以外の被害に対して90%以上を占めると言われています。当院は「まずは経験してから戦略を立てる」と日ごとから申していますが、こと浸水被害の様な自然災害に関しては経済損失が想像を超えかつ、企業価値の低下にもつながりかねませんので、できれば経験したくありません。適切な対応が求められています。

①脱着式止水板 N型:浸水防止性能(床掘込み型:Ws-6相当、床直置き型:Ws-3相当)
②BX止水板 ラクセット:浸水防止性能:Ws-4相当
③BX止水板 ラクセットSD:浸水防止性能:Ws-5相当

こんな症状はご相談を

本日、明日と富山市は以前雨足が弱まる気配はありませんが、胃痛、心窩部痛、黒い便、貧血、ピロリ菌感染、便潜血、バリウム検査異常、便が細くなった、便秘傾向、軟便や下痢などの際はお気軽にご相談ください。

 

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