気温上昇に伴い飽和水蒸気量上昇

富山市は雨、雨、雨。朝から分厚い雲が低く空に張り出しています。さっきまで晴れていたのに突然桶をひっくり返したようなゲリラ豪雨が毎日となっています。30度は当たり前、35度近くまで気温が上昇することも見かけるようになり、気温の上昇に伴う飽和水蒸気量の上昇が日常です。水蒸気を沢山含んだ積乱雲が大量に発生し連なることでピンポイントの地点で想像を超える短時間集中豪雨が生まれます。

瞬時降雨量の上昇

さらに昨日夕までは雨が降らず空も雲もなかったですが、日付跨ぐ頃に突然の落雷を伴う土砂降りとなりました。雷が頻回でしたので夜眠れなかった方も多いのではないかと思います。下記は当院の横を流れる宮路川の昨晩の状態と普段の状態です。昨晩の30分ほどの降水であっという間に水かさの急激な上昇を認めています。現状の河川ではこれまで計算されてきた雨量を簡単に上回るため、本当に簡単に河川氾濫を起こします。瞬時降雨量の怖さを我々は理解しなければならないと思います。また、数本の河川が合流するような河川は多方から流入する圧倒的な水圧にて乱流を生じうまく下流に水量を運ぶことができないことも河川氾濫の一因となっていると思います。怖いことは、今いる場所ではそれほど降水量が無くても、上流でまとまった降雨があり、それが合流・流入する河川が近くにある条件が重なることです。随時適切な情報を収集し、想像力をもって対応することが求められています。

全国的にみても、地域住民の努力ではなかなか厳しいところに来ているのではないのでしょうか。「行政を上げて水害対策をする必要性」が見て取れます。

店舗型ビジネスを行っている方はご理解いただけると思います。毎日営業(診療)を行うことが一番大事なわけです。当院は消化器内視鏡診療を常時皆様に提供させて頂くことで、消化器癌の早期発見・早期治療を実践に繋がると信じています。尊敬してやまない内視鏡モンスターの先生も「患者さんが来て良かったと思ってもらえることが医者としてのやりがいだと思う。今日も頑張ろう。」とおっしゃっています。当院も少しでも当院に来院される方に満足していただけるような消化器内科診療を行えるよう努力してまいります。

鉄塔のガイコツといえばGOING UNDER GROUNDさんの「トワイライト」ですが、本日は富田ラボさんの「夏の亡霊 feat. KIRINJI 」で静かに事務仕事に専念したいと思います。夏の定義か変わります。