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院長ブログ

何よりもバランス重視(2021.07.07更新)

院長の松岡です。

今日は七夕です。短冊にしたためる願い事が多いようではダメと先日スタッフからダメ出しされました。シンプルな生活様式を心がけていきたいと思います。

内視鏡一期一会

①これまで何度かチャレンジされたようですが盲腸まで挿入できていない大腸挿入困難歴の方が受診されました。気合を入れて検査を開始、S状結腸を丁寧に畳み込むことで無事検査を完遂出来ました。大腸に異常が無く喜んで頂け本当に良かったです。

②便潜血陽性で受診された方。型に沿って挿入開始するも左側横行結腸からの挿入が困難となりました。私が持ち合わせる技を全て出し尽くしましたが残念ながらそれ以上の挿入は困難でした。こんな時無理をすると想定外のことが起こります。「何よりも大切なことは安全に検査を受けて頂くこと」です。信頼のおける総合病院内視鏡スペシャリストの先生にご紹介させて頂きました。

諦めないでください

よく皆様から「大腸カメラは痛いですか」と質問を受けますが、①②の事例のように特に大腸カメラ検査はやってみないと分からない検査の1つです。内視鏡医の挿入法の癖とその方の腸との相性もあると思います。よって「自身の腸が挿入困難例と言われた」「腹部手術歴があり癒着があると言われた」「以前の大腸カメラ検査がとても痛くて途中で中止となった」などがあってもあきらめない方が良いです。実際に意外に拍子抜けするくらいスルリと挿入できるケースが少なくありません。ただ、油断も大敵であり特に問題ないと思っていた症例であっても検査して初めて挿入困難であると分かるケースも多々あります。ですのでまずは検査を受けて頂くことが大切なわけです。

経験に伴う適切な判断

沢山検査を担当させて頂くと右手の感覚で挿入開始後しばらくしてその方の腸が挿入しやすいかそうでないかがある程度想像がつきます。あとは「自分が持つ挿入法の持ち手の数とその腸の難易度の力比べ」となります。ただ、ここで注意して頂きたいことがあります。当院で内視鏡検査を受けて頂いた方は理解して頂けると思いますが「内視鏡検査は力ずくではない」のです。物理の法則を上手く利用することで腸の負担を軽減して盲腸まで挿入します。よって理論上は痛みはあまり伴わないため、当院での鎮痛剤使用はビックリするくらい少ないことに驚かれます。則ち「腸管に優しい挿入が出来れば理論上痛みを生じることが極めて少ない」のです。ただ実際はそう簡単ではなく鎮痛剤を用いる場合もあります。よって検査に対して心配な方は事前にご相談下さい。そして当院で挿入困難と判断した場合であっても責任を持って高次医療機関の内視鏡スペシャリストの先生にご紹介させて頂きますのでご安心下さい。

最終的に

何でもそうだと思いますが「トータルとして上手くいけば良い」わけでチリを合わせることが出来るかどうかが大切です。森を見て気を見ずではなく、常に俯瞰してバランスを考えた満足度の高い内視鏡検査を提案できるよう日々心掛けています。そして当院で治療を完結出来る病変については確実に対応できるよう内視鏡技術を磨いて参ります。

胃カメラ検査・大腸カメラ検査をご検討の方はお気軽にご相談下さい。

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