98.2% 15000人超 オリンパスに感謝 CF-XZ1200I
院長の松岡です。
お陰様で
先日、患者様IDが15000人を突破致しました。毎日本当に多くの方に胃カメラ・大腸カメラのご相談を受けることができており、感謝いたします。2023年5月19日の時点で内視鏡検査数は14755件であり、単純計算で当院を受診される98.2%の方が内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ毛検査)を受けて頂いていることとなります。本当に驚く数値でありこれからも、北陸は富山の消化器癌の早期発見・早期治療に邁進してまります。日々ともに仕事をしている従業員、いつも大変お世話になっている先生方(診診連携、病診連携頂き感謝いたします)にも感謝申し上げます。今後もよろしくお願いいたします。
大腸スコープCF-XZ1200Iの設え
内視鏡検査を継続して安全に実践できている要因の1つに、検査に用いるファイバースコープを提供していただいているオリンパス(株)様の存在があります。
最新の大腸検査用ファイバースコープCF-XZ1200Iが発売されしばらく経過しておりますが、CF-XZ1200Iの話題について。どうしても大腸カメラ検査の皆さんのイメージはよいものではなく「辛い」「恥ずかしい」などの苦痛、羞恥心が大半を占めていると思います。よって、太いカメラはつらいという固定観念になり「細いカメラを使用してもらえませんか」といった相談も最近は本当に多いです。
当院はそういったニーズに応えるため様々な用途に応じたスコープをとりそろえていますが、上記のCF-XZ1200I(オリンパス社のフラグシップであるトップエンドモデル)はいまだ導入していません。前回記載のブログをお読みいただけると詳細は分かっていただけると思いますが、このスコープは実にすばらしいの1言につきます。開発が困難な昨今、時代のうねりに負けない意気込み、開発スタッフがメーカーの威信をかけて投入したモデルであります。ただ、太くはないのですが、現行の細いスコープと比して細くはないのです。よって当院もこれまで導入に躊躇していました。先日ある研究会に参加した際、この業界では知らない者はいないといわれる先生がCF-XZ1200Iの話をされていました。結論「適切な挿入・操作技術があれば細くはないが、最先端の技術が惜しみなく投入されたCF-XZ1200Iは間違いなく時代に残る名機であり使うべき」と明言されていました。今週から当院も再度デモを実施していますが、印象としては「太さを感じない操作性」といったところです。安全強度、剛性を何度も見直された基幹性能。人間工学に基づき作り上げられた物理スイッチの操作性は素晴らしい設えで、ブラインドタッチでストレスなく確実にスイッチを押せる確実性は、ユーザー目線の作りこみを感じずにはいられません。光量、解像度は従来モデルと比して明らかに優位性を実感できます。実践投入に現実味を帯びてきました。
※まつおか内視鏡内科は全内視鏡検査をオリンパス光学工業様スコープを用いております。
さて、明日は5月の日曜診療です。じめじめとしたこの季節、フリッパーズギターさんを聞きながら暑い夏を迎えたいと思います。