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横行結腸腺腫(便潜血陽性、5mm0-Ⅱc病変) 2025夏の1枚250813④

[2025.08.13]

今回便潜血陽性を認め、既往歴にはこれまで数回大腸ポリープ治療があります。大腸カメラ検査では横行結腸に5mm大の平坦陥凹病変を認めました。拡大NBI観察では一部JNET2A、中心の平坦陥凹部はⅢspit様を伺えます。内視鏡的一括切除を行い、病理結果は治癒切除に至りました。上記病変を含めて合計5病変、大腸内視鏡的治療をすることができました。

微小病変の発見には十分な前処置による残渣や残液処理、丁寧な粘膜洗浄、そしてIEE観察が必須と考えます。適切な内視鏡検査の提供を行えるよう技術の向上に努めてまいります

 

50歳代 男性 

#.多発性大腸腺腫 5mm0-Ⅱc  

左:遠景NBI観察、 右:弱拡大NBI拡大観察

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