横行結腸腺腫(大腸ポリープ切除術既往あり、0-Ⅱa+dep) 今週の1枚250702 [2025.07.02] 大腸腺腫に対して内視鏡治療歴がある方。大腸カメラ検査にて横行結腸に8mm大の平坦陥凹病変を認めました。拡大NBI観察では陥凹面はJNET2Aであり、Ⅲs型pit様を疑います。陥凹局面は典型的なⅡc陥凹というより、Ⅱa+depと判断致しました。十分なマージンを確保し内視鏡的一括切除を行いました。RDImode1で出血責任血管を同定、止血し、トラブルなく大腸内視鏡的治療を行うことができました。病理結果は治癒切除でした。 70歳代 男性 #.大腸腺腫 8mm平坦陥凹病変 0-Ⅱa+dep 左:NBI観察、 中:スネアリング焼灼切除術後、RDI観察、 右:クリッピング縫縮後 前の記事へ次の記事へ