今週の診療241020~ 本業で社会貢献し続けるには
院長の松岡です。
朝晩は気温も下がり、さすがに肌寒くなってきました。
内視鏡検査は医療機器を用い、それらを体内に挿入し、検査・手術をする医療行為です。ですので万が一はあってはならず、可能な限り事前に万が一を潰すことが大切であると当院は考えています。よってメーカー対応のメンテナンスはもちろん、当院独自のメンテナンスも頻繁に行っております。且つ検査毎に常に同じ動作を同じタイミングで行い、基幹性能の僅かな違和感をできるだけとらえるようにしています。様々な内視鏡室に響き渡る音であったり、送気送水のスプリングの跳ね返りの違和感であったり、内視鏡シャフトの跳ね返り抵抗の感覚であったり、上下左右アングルの角度であったり..注意深い観察や確認が大事です。創業8年で自身でもいやになるほどのルーティーン作業が積みあがっております。ただ世界に目を向けるとこの傾向は決して悪くはないと気が付きます。テニスのラファエル・ナダルであったり、メジャーリーガーのイチローであったり超一流選手もヘビールーティーンを課すことで基本軸からぶれずに自身と向き合ってきたわけです。成績(結果)を出し続けるプロの共通項を適切に取り入れることで、正しい消化器内視鏡検査の提供に拘ってまいります。
今後もまつおか内視鏡内科は毎日の胃カメラ検査・大腸カメラ検査にアジャストできるよう僅かな機微も取りこぼさないよう「消化器内視鏡検査という本業を通じた社会貢献」を目指します。