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クラフトマン的視点

[2021.06.05]

院長の松岡です。

最新の器材は。。

オリンパスの最新内視鏡 GIF-XZ1200、最強です。機械ものの定石ですがやはり「最新のものが最上」です。昨日から20例ほど使用しましたがGIF1200Nと比較しても画面の滑らかさ・キメの細かさ、光量も含め全てにおいて凌駕しており、圧倒されます。拡大観察も4K 対応 LCD モニタ「OEV321UH」と「EVIS X1」ビデオシステムセンターOLYMPUS CV1500との組み合わせもシナジー効果を出していると思います。より診断技術を高め、皆様に適切な内視鏡医療を提供していきたいと思います。

落としどころ

先日学生時代にずいぶんお世話になった自動車修理メカニックのプロの方と話をする機会がありました。懐かしい話は昨日のようによみがえり長話になりました。「畑は違えど仕事に対する考えに共通点が多く」学びが非常に多かったです。教えてもらったミッションオーバーホールの話の1例です。依頼を受けた時点では開けてみるまで状態は分かりません。徹底的な分解・洗浄・乾燥を繰り返して入念な目視で現状の確認から始まります。その後、車の消耗度からどのような使い方を繰り返して現状に至ったたかを想像し仮説を立てての検証。そしてどのギアを残し交換するかの選択。クライアントの要望を考慮した仕様変更をイメージで部品発注です。仮組を行った後、丁寧に組み上げ、油を入れて熱を入れて動作確認です。一番の要はドライバーの希望通りに仕様変更することではなく「メカニック視点でドライバーの要望を聞き入れた一番の落としどころを提案」する事だそうです。プロの仕事を垣間見ることができ、妥協の無い仕事だからこそ、多くのドライバーから支持されるのだと理解できました。クライアントからの信頼が厚い仕事は一切の妥協が無く、太い信念がありとても明快であり尊敬出来ます。本当に勉強になりました。

長年三菱、スバルの2強時代が続きましたが、今年からトヨタが国内モータースポーツ界で大暴れしています。明るい話題に元気をもらえます。

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