2020年度の富山市がん検診・特定健診について
院長の松岡です。
COVID-19の影響で延期されていた本年度の富山市がん検診・特定健診が6月15日(月曜日)から始まります。
胃がん検診(胃カメラのみ)・肺がん検診・大腸がん検診・肝炎ウイルス検診・骨粗しょう症検診を当院で受けていただけます。
2020年度の富山市がん検診・特定健診
持参頂くもの:①検診・健診受診券 ②保険証 ③お薬手帳
日時 :令和2年6月15日~12月28日(緊急事態宣言が再度発令された場合、その期間は実施できません)
※1.前提として「当院は保険診療を行う医療機関ですので一般診療・保険診療内視鏡検査の患者様が優先」となります。下記の如くお待たせすることもあります。ご理解お願いします。
※2.原則事前予約は不要。前日20時から絶食(飲水は可能)で当日朝10時までに当院に来院頂けましたら助かります。
※3.しかしながら保険診療内視鏡も並行して行っています。かつこの時期ですのでCOVID-19の影響もあり3密・濃密を極力防ぎます。よって状況によっては後日検査となることもございますのでご理解のほどよろしくお願い致します。NO密を実践して参ります。
※4.確実に希望日に検査を受けたいと思われる方は事前に電話で内視鏡枠の確保をお勧め致します。
内視鏡検診の意義
2015年以降、対策型検診として導入された胃カメラ検査の最大の狙いはズバリ「検診受診者全体の死亡率を下げること」です。
そしてがん検診を受ける意味は「がんの早期発見を行うこと」です。
なぜ早期発見する必要があるか、その答えは「早期発見することで適切な治療を選択できる可能性が広がるから」です。
2017年のデータでは全死亡者の約3.6人に1人が悪性新生物で死亡しています。
内視鏡内科として当院の役割
①開業以来5300件の内視鏡検査を行う中で「内視鏡チームとして安全かつ正確な内視鏡検査を提供」できる組織を構築できており日々改善しております。
②日本消化器内視鏡学会の提言に準じ可能な範囲最大限の感染症対策を講じて内視鏡検査を実践します。
③医療業界でも非常に評価の高い、最新のオリンパス社の高性能経細内視鏡「GIF-1200N」を全例に用います。苦痛の少なさと検査の質の両面を担保できるデバイスを用いることで消化器がんの早期発見・早期治療に確実に結び付けて参ります。
④これまで通り可能な限りお断りせずご依頼いただいた方の検査を実施したいと考えますが、A.当院の物理的キャパシティーの問題(胃カメラ上限は12件/日くらいかと)、B.感染症にまつわる3密の問題から、状況によっては当日飛び込み検査をお受けできないこともあると思います。
まずはお問合せ下さい。可能な範囲で出来るだけ皆様のご希望にお答えしたいと思っています。
もちろん保険診療での消化器内視鏡診療はこれまで通り対応していますので胃痛、腹痛、黒色便、血便、便秘、下痢など胃腸疾患で体調を崩された方は時間の余裕を持って受診下さい。