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進行直腸癌(便が細い、残便感) 2023秋の1枚230918①

[2023.09.18]

2か月前から便が細い、残便感があると受診された方。大腸内視鏡検査では直腸内に4/5周性の腫瘍性病変を認めます。検査時点では腸管の完全閉塞は認めないものの、病変周囲外側は非腫瘍性細胞による周提を形成し、内部は粘膜筋板の破壊による深い陥凹(粘膜下層浸潤による腫瘍細胞の露出を疑い)、さらには固有筋層浸潤も疑います。内視鏡治療適応外病変と判断し、総合病院様にコンサルトとさせていただきました。

この症例は血便の自覚はありませんでした。便通異常を認める場合、大腸内視鏡検査を検討しても良いのかもしれません。

 

60歳代 男性 便の狭小化

#.進行直腸癌 Ra-s 

左、中、右:WLI観察

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