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今週の診療230917~ 胃カメラ・大腸カメラについて考える

[2023.09.17]

院長の松岡です。

まだまだ暑いですが9月も後半です。今週は18日(月)、23日(土)が祝日となります。受診される方はご注意ください。特にコロナが5類に移行後、これまで胃カメラ・大腸カメラ検査を控えていた方の受診が増えています。進行癌の発見が当院の昨年比で増えています。消化器症状でお悩み、胃カメラ・大腸カメラ検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。

※今週は「2023秋の1枚」と題して短期集中的に内視鏡画像を供覧いたします。消化器内視鏡検査の重要性が再確認できます。

直接会うことの重要性

対面で話をすることの重要性を痛感させられます。医療の中でも内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)は現在の医療では医療者が患者さんに直接対面で検査を行う診療行為です。これを生業にしているので毎日本当に多くの方にお会いし色々なお話をさせて頂いています。「人は社会性のある哺乳類」とはよく言ったもので、直接会って会話することで、問題が解決することや、解決しないまでも解決の糸口を掴めることも少なくありません。

コロナウイルスの概念が一般に流布しはじめて数年が経ちます。それまで存在しなかったオンラインでの対応があらゆる場面で日常化することで、ますますオフラインの重要性が再認識されているように思えます。ただオンラインの利便性も捨てがたく、要は双方を適切に用いることが望まれるということだと思います。ユーザーが場面場面でよい選択をすることが求められる時代に入ったということでしょうか。

内視鏡診療を突き詰める

また「病は気から」もあながち偽りではないような気がします。当院は西洋医学の看板を掲げて診療していますので、まずはしっかり目に見える病気の診断・治療を行うことが求められます。オリンパス内視鏡システムを用い、消化器内視鏡学会の指針の下、適切な消化器内視鏡診療を提供してまいります。ただ、適切な検査を行っても目に見える異常はないが症状を認めているといった症例も少なくないこともまた事実です。双方のニーズに順応できる体制が求められています。兎に角学びのアクセルを抜かず、学びを止めないことが大切です。継続することで答えが見えてくるようです。「当院に望まれる消化器内視鏡診療を常に提供し続けること」ができる準備を日頃から行って参ります。よろしくお願い致します。

 

ここ最近はくるりさんに救われています。「In Your Life」、「California Coconuts」など新譜が本当にありがたいです。

 

 

 

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