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春に思う

[2022.03.13]

院長の松岡です。

あっという間に3月中旬。もう春なのかもしれません。

先週も有難いことに非常に忙しく、あっという間の1週間でした。日々胃カメラ・大腸カメラ診療に携わることができ本当に感謝しかありません。ありがとうございます。4月から入職するスタッフ数名も決まり、面談・オリエンテーションを進めております。よろしくお願い致します。

そして、今年はイワシの生食がキーワードなようです。今年に入り3人目のイワシアニサキスが出ました。皆さん口に入れる前によく見て食べて下さい。

精査で診断がつきます

・イワシ生食後の胃痛の方。胃カメラ検査にてアニサキス症の診断。

・20歳代の便秘症の方。大腸カメラ検査で15mm大の腫瘍性病変の診断。

・40歳代の便秘症の方。大腸カメラ検査で25mmを超える腫瘍性病変の診断。

・50歳代の便潜血陽性の方。大腸カメラ検査で20mmを超える早期癌の診断。

・慢性血便の方。大腸カメラ検査で隆起型直腸粘膜逸脱症候群の診断。

・慢性血便の方。大腸カメラ検査で左側結腸炎型潰瘍性大腸炎の診断。

・右側腹部痛で来院の方。原因が大腸憩室炎・限局性腹膜炎と判断でき総合病院紹介。

・右側腹部痛で来院の方。原因が虫垂炎と判断でき総合病院紹介。

・右側腹部痛で来院の方。原因が腎結石による腎盂腎炎と判断でき総合病院紹介。

などなど、本当に色々あります。全ての方に適切な対応をとらせて頂きました。来院されて本当に良かったです(※それぞれの疾患群について詳細を知りたい方は当院HPの消化器内科コンテンツを参照下さい)。

同じ主訴(訴え)で来院されても詳細な問診確認、診察、検査の流れで人それぞれ診断が異なります。もちろん性別・年齢などである程度はパターン認識で診断に至る確率は上がりますが、我々の業界では例外も少なくないことが頭を悩ませる1つの要因です。可能な限り最短で正解を導き出せる「独自の内視鏡ノウハウの構築、さらには精度の上昇」を図ることで今後も適切な消化器内視鏡診療を提供して参ります。

どのラインを想定してサービスを提供するか

もちろん現在では私が学生時代に勉強していたころと比べて本当に沢山の医療情報、検査器材、検査方法、試薬が開発されております。ただ、それらを使いこなす人(医師)によって診断や治療を行うアプローチ法は異なり「いつどれをどの順番で選択するか」が以前に増して鍵となっている気がします。誤解を恐れずに例えるなら難解なパズルを全力で最速を目指して行っているイメージでしょうか。当院は無病床のクリニックです。そのパッケージでどこまで皆さんに貢献できるか、勝負できるかが創業以来の当院の課題でありギリギリのラインを探るよう毎日模索しています。

当院の消化器・胃腸診療の考え方

過去の診療状況を分析することで見えてきたことは、

①一連の型に沿って診断を進める(もちろん例外もあります)
②少しでもおかしいと感じた時は自分の直観を信じぬく
③信頼のおける器材を使い倒す

①②③は全て共依存しており、どれが抜けても良くない気がします。それぞれ解説を入れます。

<①について>消化器疾患といっても本当に様々あります。来院される皆様の主訴からこの診断だと考えて治療を開始しても、そもそもその診断が適切でなければ治療自体が無意味なものになります。よって例外なく網羅的に初期対応し外堀から埋める作業が大切と思います。ファーストコンタクト時のファーストインプレッションが大事なわけです。その際の「僅かな機微」を見逃さない仕組みの構築に全力をあげます。

<②について>私は医師になり18年目とまだまだ若輩ですが実臨床を通じての肌感覚です。外来中は内視鏡検査と外来診療を平行して行っているためどうしても短時間の診察になりがちです。そこで「サードアイ(私以外の目=スタッフの力)が非常に大切」になります。スタッフからの情報は本当に重要であり、チーム力として基礎力の底上げが必須です。優秀なスタッフがいるからこそ現在の当院の診療が成立しています。今後もスタッフ教育・スタッフ満足度の向上に力をいれて参ります。

<③について>加速度的な技術進歩の昨今「選択と集中によるシンプルな立ち回り」を進めることが正攻法論だと考えます。どんどん無駄をそぎ落とし、使えるデバイスは徹底的に使う。そういった「大胆なメリハリ」を実践することで、より当院を利用して頂く皆様へ内視鏡を通じた社会貢献に繋げられることが出来ればと願います。

平素よりご協力頂いている関係各社の皆様におかれましても今後ともよろしくお願い致します。

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