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ピロリ菌除菌後胃癌(色素内視鏡観察) 今週の1枚240717

[2024.07.17]

背景は胃粘膜は萎縮傾向が強い0-3の慢性萎縮性胃炎。ピロリ菌1次除菌成功後の方。胃角~前庭部の小弯前にWLIで平坦陥凹面に発赤調、AIM散布でwash outされる30mm大の0-Ⅱa病変を認めます。内視鏡治療適応病変と判断しいつもお世話になっている内視鏡治療スペシャリストの先生にコンサルトさせて頂きました。

ピロリ菌除菌後であっても安心はできません。一定数の割合で異時性、異所性に新規病変が出現します。早期胃癌治療後・慢性萎縮性胃炎ピロリ菌除菌後の方は胃カメラ検査での定期的なサーベイランスが大切です。

<ピロリ菌除菌後胃癌について

 

70歳代 男性 ピロリ菌除菌成功後

#.ピロリ菌除菌後胃癌 0-Ⅱa 

左上:WLI観察  右上:TXI観察  左下:AIM散布観察  右下:NBI観察

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