メニュー

回盲部腺腫(RDIを用いた確実な止血) 今週の1枚240710

[2024.07.10]

便潜血陽性にて他院様からご紹介頂いた方。volumeがあるcTisを疑う病変です。病変切除時に切除面から腸管対側に勢いよく届く動脈性出血を認めました。出血量が多くWLIでは瞬時で視野不良となります。RDI(mode1)を用いることで出血源の同定に成功し慌てず1発目のクリップを留めることができました。その後は水洗を繰り返し、創部の縫縮を行いました。病理は腺腫で治癒切除でした。医療技術の進歩は素晴らしく、以前は冷や汗をして検査した症例も問題なく完全止血に持っていけます。

 

梅雨のこの時期、いくらフロントガラスを磨き上げても、バケツをひっくり返した滝のようなスコールにワイパーのみでは歯が立ちません。丁寧に脱脂し、ガラコを塗りガラスコーティングすることでようやくドライビングに集中でき気持ちよく走ることができます。

常時全輪駆動、水平対向50対50の低重心、みちびきを利用したアイサイトなどの運転安全支援システムを包括的に活用することで劇的に快適なドライビングを楽しめます。消化器内視鏡診療においても同様、常時内視鏡の提供にはオリンパス社製内視鏡システムやデバイスを使い倒すことが欠かせません。

 

30歳代 男性 便潜血陽性

#.大腸腺腫 

左:WLI観察、 中:スネアリング後動脈性出血、 右:クリッピング縫縮術後

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME