院長の松岡です。

いつも病診連携で大変お世話になっている総合病院様の勉強会に参加させて頂きました。今回は機能的消化器疾患について学びを深めることができました。以前から大変お世話になっている和漢診療科の先生方や、いつもお世話になっている先輩方にもご挨拶させて頂き本当に有意義な時間となりました。

毎日、当院を利用頂く多くの方に消化器内視鏡診療を提供させて頂いております。様々な消化器症状を主訴に来院されますが、まずは目に見える疾患か否かの判断が大切になります。自身の症状について白黒はっきりさせたいと思い受診される方は少なくありません。ただ実際のところ、胃カメラ・大腸カメラを行うと後者であることが圧倒的に多いです。「いかに目に見えない疾患(機能的疾患)と上手く対峙しマネージメントできるか」が求められます。便秘や下痢は日常診療で数多く遭遇しますが原因は本当に様々です。多様な治療アプローチを学ぶことで少しでも診療の純度を上げることに繋げることができればうれしいです。