メニュー

院長ブログ

胃アニサキス症を疑った時(2022.05.30更新)

院長の松岡です。

今年に入りアニサキス感染症で受診される方は既に10名を超えています。この湿度が上がる時期は食中毒と共に十分注意をお願いします。

胃内視鏡を受ける際の注意点

サバ、イカ、イワシ摂取歴がある(つまり自覚がある)方で胃痛(心窩部痛)を認めてから出来るだけ絶食で来院下さい(飲水はして頂いて構いません)。食事をとっていると胃カメラを挿入しアニサキス虫体を検索する際、残渣のため虫体検査が出来ません。折角検査を行っても観察に値しないため検査を中止し再度絶食期間を長めにとり再検となります。

アニサキス症、胃カメラの心得

胃内全体を確認する目的はただ一つ「アニサキス症は1匹認めると、2匹、3匹認めることもある」ので胃内を網羅的に観察する必要があるからです。

疼痛がある場合は胃内に残渣がある場合であっても、その場の判断でできる工夫を全て行い検査を完遂することもあります。ただ、無理をすると検査中に胃内残渣が「食道➡気管・気管支へ逆流」し誤嚥性肺炎を起こすこともあるのでけっして無理は禁物です。

ですので「胃カメラ検査をご希望で受診される方は予め必要な絶食期間を確保して受診をお願いしている」わけです。

胃アニサキス症

40歳代 男性 胃痛 

#.胃アニサキス症

左:胃内残渣  中:残渣移動し虫体確認  右:2虫体確認

➡2虫体とも把持し虫体除去施行

[gallery ids="10336,10338,10341"]

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME