DX資源を活用した診療について
院長の松岡です。
COVID-19感染に伴い、社会の急速なオンライン化が進みました。そのためこれまでは困難であった全国各地の先生方と情報交換が簡単にできるようになっています。定期的に内視鏡内科の先生方と意見交換させて頂くことで本当に学びのスピードが上がっています。関東首都圏・関西圏をはじめ、人口100万の政令指定都市、また50万人の地方都市、10万人以下の地方都市の先生方と定期的に情報共有させて頂いています。診療の質が上がることはもちろん、今後経験するであろう様々な課題を勉強できる良いきっかけを与えて頂いております。また、日々各々が直面している現場の問題について話し合う事により課題の共有が可能となり、大変実りのある時間となっており感謝しております。
現在富山市の人口は42万人ほどです。富山市の診療状況を紐解き・考えることで2015年、2025年の状況を予測し、急速に進んでいる人口減少・少子超高齢化に対応していかなければなりません。そのためには国も推し進めているDigital Transformationを基礎とした新たな診療スタイルを積極的に活用することが必須と考えます。則ちデジタルコンテンツ(オンライン、AI、IoT等)を活用すべきところで適切に活用し、オフライン診療と組み合わせることでより利便性の高い消化器内視鏡診療がご提案できるのではないかと考えます。基礎をしっかり学んで参ります。