進行大腸癌(便潜血陽性) 今週の1枚230913 [2023.09.13] 便潜血陽性にて受診された方。大腸内視鏡検査では腸管内に3/4周性の腫瘍性病変を認めます。検査時点では明らかな腸管閉塞は認めないものの、病変の表面は腫瘍細胞の露出による粗造・出血を認めています。粘膜筋板の破壊による粘膜下層浸潤、さらには固有筋層浸潤も疑う病変です。内視鏡治療適応外病変と判断し、総合病院様にコンサルトとさせていただきました。 60歳代 男性 便潜血陽性 #.進行大腸癌 左:WLI観察、右:NBI観察 前の記事へ次の記事へ