思う事
院長の松岡です。
とらえ方
先日あるご縁で講演させて頂く機会がありました。最近同じ内容の話が続いたので何を話そうかと考えた結果「1つの事象のとらえ方」について話をさせて頂きました。例えば大きな大会(締め切り)があるケースでは、その期日までマイナスのメンタルで準備するのか、それとも折角与えられたチャンスと考えプラス思考で準備するかで、その後の人生は大きく変わる気がします。この辺の話は色々な書物に記載があるので詳細は割愛しますが、はっきり言えることは結果も大切ですが「結果に至る過程がより重要」だという事です。試合に勝った負けたは時の運もあるので万全な準備をしても100%勝てる試合などありません。結果に一喜一憂していても全てのヒトに平等に時間は流れているわけでボーとしているといつの間にか次の試合が迫っています。人生は短い様で長く、長い様で短いです。よって自分の置かれた立場を理解し、次から次へと直面する課題に素直に向き合う事で対応力・適応力を出来るだけ早く準備しておくことが大切です。チャンスはそうそう自分に回ってきませんし、準備をしていなければせっかく回ってきたチャンスに気が付くことすらないわけです。機会損失しないことが大事と思います。これを日々繰り返すことで一見自身にとって困難な事象も平常心で対応できます。自分が辛いと思う時は、大方他の人も辛いわけでどんな時も冷静な視点を持ち続けることこそ必要なのではないかと思います。
学生さん
先週ある学生さんから物理の熱力学について質問されました。門外ですが、基本はどの分野も同じである気がします。まずは力学の理解が大切です。そして気体の状態方程式からボイル・シャルルの法則、その上で気体分子運動論。それらを理解した上で熱力学の第一法則を学べばよいと思います。唯一の注意点としてdimensionの正確な理解と自身で立式する基礎力をしっかり身につけることです。自身が学生の頃は膨大な履修範囲で且つ難解と思っていたことが、大人になると(現在対応していることと比較して)いかに範囲がある(有限な)ことが気が楽かを実感できます。頑張るしかありません。