喉頭がん・咽頭がん・食道がんについて
[2018.02.24]
院長の松岡です。
喉頭がん・咽頭がん・食道がんの早期発見にはNBI(狭帯域光観察)、色素、拡大観察が有効です。昨今の内視鏡技術の向上に伴い、胃カメラ検査時の耳鼻咽喉科領域の病変の検出率は上昇しています。
特に、白色光観察(通常光)よりNBIを用いた方ほうが病変の検出率が上がります。当院で採用しているオリンパス社製の細径経鼻用内視鏡GIF-XP290NにはもちろんNBI機能が搭載されています。また、NBIで病変を疑った場合ルゴール色素染色でさらに詳しく調べることで精査を進めます。
咽頭がん・咽頭がん・食道がんのハイリスク因子
〇高齢
〇男性
〇飲酒
〇飲酒ですぐ赤ら顔になる方(ホットフラッシュ)
〇喫煙
よって、特にハイリスク因子を持った方は上記がんの早期発見するために定期的な内視鏡検査をお勧め致します。早期状態で発見することができれば手術することなく、内視鏡治療で対応できる症例も増えておりますので早期発見が非常に大切と考えます。
検査をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。