S状結腸腺腫(便潜血陽性、初回の大腸検査) 今週の1枚230906 [2023.09.06] 便潜血陽性にて大腸カメラ検査を施行した方。内視鏡的ポリープ切除術にて治癒切除の診断に至りました。病変は0-Ⅰs+Ⅱa病変。M-NBIでは概ねJNET2Aですが、裾野が広がるⅡaとⅠsの立ち上がりの一部にJNT2Bを認めました。cTisを念頭に内視鏡治療させて頂き、病理は腺腫、治癒切除でした。 「型に沿った観察~治療ストラテジーにより、安全な内視鏡治療~大腸癌予防に繋げることができます」 50歳代 男性 便潜血陽性 #.大腸腺腫 0-Ⅰs+Ⅱa 左:NBI遠景観察、 中:スネアリング焼灼後、 右:クリッピング縫縮術後 前の記事へ次の記事へ