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自然から謙虚さを学ぶ

[2021.01.13]

院長の松岡です。

今週の診療予定ですが当院からのお知らせの如く変則的となっています。ご迷惑をお掛け致します。来週は通常通りです。

やれることをする

本当に120cmを超える(富山市)大雪にはぐうの音も出ませんでした。自然の力はおそるべしです。今回のように「上手くいかないこともあることを理解する謙虚さ」が大事であり、相手(自然)はやはり強いなあと思える心を待たなければならないと思い知りました。

上手くいかないときは出来ることからすべきであり、大切なことは「平常心」「普段通り」であることとある師から以前教えて頂いたことをふと思い出しました。今回がまさにそれであり、上手く振舞えたか、実践できたのかを検証していきます。

ここ数日私も車の運転を諦め、ずっと歩きの生活を行っておりますが、今回の大雪で基礎体力をつけなければならないと強く思いました。健全な精神は強靭な肉体をもって体現できるとある方が申されています。体が自由に動かなければ自由な思考も生まれません。なるほど最終的には「自身の体力で全てが決まる」と理解できました。

富山は比較的災害が少ないため、これまでは便利な日常が永久的に持続することが普通と思っていました。しかしながら突然幹線道路が遮断され、郵便・宅配など流通サービスが止まるという体験から大切な気づきを得ることが出来ました。たしか最後に大きな災害に見舞われたのは大学時代の台風の腰まで浸かる大雨が最後だった気がします。2021年の目標の一つに継続した運動を追加することにしました。

そんな中でも内視鏡内科としてできること

昨日も未明から医院入り口の厚い氷をひたすら割っておりました。こんな天候・悪化した交通環境でも必死で内視鏡検査を受けに受診される方々に頭が下がる思いであり、来院された全ての方に内視鏡検査をご提供させて頂くことができました。血便の原因が判明された方、良性腫瘍・早期癌病変に対して内視鏡治療をさせて頂いた方など、皆さんそれぞれであり、本当に内視鏡検査を行ってみないと結果が分からないところに消化器内科の醍醐味があると思います。

手持ちの駒を増やす

先週から大腸カメラ検査用のファイバースコープの新しい機種のデモを開始しています。現在当院で使用している機種に追加するラインナップとして相応しいか、私が特に挿入に苦手とする腸にデモ機を用いることで良い兆しがみえるかどうかを見極め、導入を検討しています。選択肢を増やし、どんな困難な場面でも確実に対応できる力を医院として持ち合わせることができるかどうかが、内視鏡内科としての必須条件と私は思います。今後も十分な設備投資を行い、今まで以上に満足度の高い内視鏡検査を提供できるよう企業努力して参ります。

 

最後に、スタッフや検体回収の業者様の交通環境が悪い中でも普段通りの対応のおかげで仕事が回っています。感謝致します、ありがとうございます。

 

 

 

 

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