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S状結腸腺腫(便潜血陽性、30mmⅠp) 今週の1枚250129

[2025.01.29]

便潜血強陽性にてご紹介頂いた方。人生初の大腸カメラ検査でした大腸内視鏡検査でS状結腸に30mm大のⅠsp病変を認めました。

M-NBIでJNET2Aでしたが、遠景観察にて発赤が強く茎も太く、cTisを念頭に内視鏡治療を行いました。15mm sizeのスネアでは病変頭部を抱え込むことができず25mm large sizeを用いスネアリングを行いました。予想通り拍動性出血を認めましたがRDImode1を用い、完全縫縮しトラブルなく検査を完遂出来ました。病理結果は管状腺腫であり治癒切除でした。

適宜その場に合ったモダリティを用いることで安定した大腸内視鏡検査を行うことができます。便潜血陽性の方はお気軽にご相談下さい。

 

70歳代 男性 便潜血陽性

#.S状結腸腺腫  

左上:WLI遠景観察、 右上:NBI弱拡大観察、 

左下:焼灼切除後観察、 右下:クリッピング縫縮後

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