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早期胃癌(背部痛、口の苦み) 今週の1枚231207

[2023.12.07]

背景胃粘膜はピロリ菌現感染を疑う、慢性萎縮性変化が強い粘膜の方。WLIで胃角~体下部の小弯前壁寄りに褪色調の5mm大の0-Ⅱa病変を認めます。NBIでbrownish area、RDIで明瞭化、AIM散布でwash outされる病変です。胃ESD適応病変と判断し内視鏡治療のスペシャリストの先生にご紹介させて頂きました。

 

今回は背部痛、口の苦みといった主訴での胃カメラで下記病変の診断に至りました。これまで慢性胃炎やピロリ菌感染などを指摘されている方は定期的な胃カメラ検査での精査が望まれます。

 

70歳代 女性 

#.早期胃癌 0-Ⅱa cT1a、 #.慢性萎縮性胃炎0-3

左:NBI観察、 中:色素散布観察(RDI)、 右:色素散布観察(WLI)

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