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除菌後胃癌(ピロリ菌1次除菌成功後、糖尿病) 2024年秋の1枚241012⑨

[2024.10.12]

基礎疾患に糖尿病がある方。背景胃粘膜は萎縮性変化が強く、木村竹本分類0-3萎縮を認める。ピロリ菌は1次除菌成功後を確認済。胃体下部小弯後壁寄りにWLIで平坦陥凹病変、AIM散布観察でwash outされる0-Ⅱc病変を認める。内視鏡治療適応病変と判断した。

ピロリ菌除菌後を確認できていても、異時性・異所性に一定数の新規病変を認めることが報告されています。早期胃癌治療後・慢性萎縮性胃炎の方こそ、定期的なサーベイランス胃カメラ検査が望まれます。

<ピロリ菌除菌後胃癌について

 

70歳代 男性 

#.ピロリ菌除菌後、早期胃癌 0-Ⅱc adenocarcinoma tub2

左、中:WLI観察  右:AIM散布観察

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