EVIS X1 CV-1500 update
院長の松岡です。
EVIS X1 CV-1500 update
本日診療後に「OLYMUS EVIS X1ビデオシステムセンター CV-1500」のアップデートを施行して頂きました。明日明後日で改善点を様々な角度から確認して参ります。
明日も夕方まで内視鏡検査が続きます。お待たせすることが多いと思いますがご理解のほどよろしくお願い致します。
基本手技の徹底で乗り切る
本日の大腸内視鏡検査で25mmを超える病変を認め、NBI拡大観察にて概ねJNET2A(腺腫病変)と判断できましたのですぐ切除術を施行させて頂きました。局注を打つも丁度深い襞と襞の間に病変がはまり込み、基部の確認がやや困難でしたので違うアプローチで上手く切り抜けることができました。スネアリング時の動脈性の出血に対して「1発目のクリップ」の打ち込みが一番大切といつもお世話になっている総合病院消化器内科の内視鏡スペシャリストの先生からずっと指導を受けてきました。今回の出血に対しても焦る気持ちをぐっと我慢し基本に忠実にトルクがかかる位置を探して上手くかけることが出来ました。そのクリップを足掛かりにどんどん切除面を縫縮していきトラブルなく検査を完遂することが出来ました。上滑りすることなく基本の徹底に拘ることで安定した処置を行う事が出来ます。今後も「街の内視鏡内科」として慎重な胃カメラ・大腸カメラを心がけて参ります、よろしくお願い致します。