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今週の診療240630~ 先を見通す

[2024.07.01]

院長の松岡です。

今週から今年も折り返しです。

One day trip

先週も多くの方に来院頂き内視鏡検査を受けて頂きました。その中で初期研修の同期の先生がわざわざ関東地方から検査を受けに来院されました。本当に多忙な中、内視鏡one  day  tripです。北陸新幹線に感謝。兎に角、H先生大きな異常がなく本当に良かったです。専門分野は違いますがその道のスペシャリストに選ばれることはこの仕事をしていて本当にうれしいです。ここ最近特に同級生の活躍を耳にすることが増え、本当に励みになります。体調管理を怠らずそれぞれの道を継続することが大切だと思います。

静止気象衛星

人工衛星と言えば「みちびき」を頭に思い浮かべる方も多いのではないかと思いますが、気象の見通しと言えば「ひまわり」ではないでしょうか。最近の天気予報の精度は非常に高く助かっています。気象衛星センターから打ち上げられている、現在運用されている静止気象衛星「ひまわり9号」と待機衛星の「ひまわり8号」そしてそれらに携わっている方々に感謝しかありません。土砂災害、河川洪水が日本全国で毎年発生する昨今、大雨警戒予想を参考に当院の防水計画を行っております。その時点では晴天であり本当に雨量が増加するのかと訝しく思っていても、天気予測通りの予定時刻に大量の雨が降り出します。内視鏡検査も同じですが、予測して対応することでリスク回避に繋がります。経験は非常に大切な財産だと思います。

内視鏡挿入について

少し真面目な話です。今年に入り内視鏡挿入法の見直しを行っておりました。毎日検査をしていますと、特に大腸カメラ検査では色々体を酷使します。体のメンテナンスは定期的に行っておりますが、より負担のかからない挿入法を実践することで日々安定した検査の提供に繋がります。負担の少ない検査はより苦痛の少ない検査に繋がりますので、結果として正しい内視鏡検査に向かいます。苦痛の少ない検査は短時間で挿入できますので、施行医と患者さん双方にとってストレスが少ない検査となります。そして観察や処置に十分な時間を確保できるため、検査全体を通して見通しが立ち余裕ができます。「全ての基本所作を定期的に見直すことで、先を見通せる内視鏡検査の実践」に繋げていきたいと思います。学びを止めてはいけません。

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