基礎力の徹底
院長の松岡です。
原因と結果
昨日はお知らせさせて頂いた通り内視鏡検査が多く、外来受診された方にはご迷惑をお掛け致しました。ただ、しっかり検査を行う事で症状の原因究明に繋がったり、早期癌の診断~治療に結び付けることが出来たり実りの多い一日でした。内視鏡検査は決して楽な検査ではありません。だからこそ、覚悟を持って来院された方に当院は全力でサポートさせて頂きたいと考えております。お待たせすることが多いと思いますが、胃腸・消化器症状でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
10月から
ここ数年のデータを紐解くと10月~1月までの内視鏡検査数が増えます。当院はスタッフともミーティングを重ね可能な限りの内視鏡検査を受け付けていく方針です。
一見「丁寧な・安全な検査を行う事と多くの検査を行う事」は一致せず矛盾すると思うかもしれません。ただよく考えるとその考えは一瞬で氷解します。修行僧の如く日々淡々と検査を行う事で施行医・スタッフの仕事の質が飛躍的に上昇し無駄がそぎ落とされます。繰り返し繰り返すと、余計な力が入らず緊張と緩和の絶妙なバランスを体得できるとあります。各分野で活躍されているプロフェッショナルの方々の著書にも明記されていますし、開業前からご指導頂いている内視鏡モンスターの先生も同意見と伺っています。奇をてらったことを行うのではなく、所謂王道を地道に歩むことで「応用するなら基礎をやれ」の実践を行って参ります。
皆様・ご紹介頂ける先生方・病診連携頂いている先生方から、より信頼して頂ける消化器内視鏡診療の提供を目指し成長していきたいと考えます。