S状結腸癌疑いLST-G(M)(腹部違和感) 年度末の1枚230401④ [2023.04.01] 以前に大腸ポリープ治療歴がある方。今回腹部違和感の増悪にて大腸カメラ検査。25~30mm大の発赤調のLST-G病変を認めました(表面構造は概ねJNET2A、Ⅳvillousピット様と判断するも遠景観察所見を優先)。病変基部はⅠsp様であり確認できますが、一括切除を考慮するとEMRより大腸ESD適応と判断し、大腸ESDに卓越した先生にコンサルトさせて頂きました。 内視鏡検査は一期一会です。病変の治療ストラテジーをその場で勘案し最適なアプローチを探ることが非常に大切です。 60歳代 女性 腹満 #.早期S状結腸癌cTis 疑い 左:WLI観察、 中、右:NBI弱拡大観察 前の記事へ次の記事へ