胃癌(胃痛、10数年ぶりの胃カメラ) 今週の1枚221126 [2022.11.26] 消化器癌既往のある方で、胃痛の訴えでの受診。10数年ぶりのインターバルをおいての胃カメラ検査。背景胃粘膜は木村竹本分類0-2萎縮を呈しており、WLI遠景では浮腫状ですが、AIM散布・NBI観察にて0-Ⅱc周囲の発赤が明瞭化され、周囲の平坦隆起が確認できます。型に沿った適切な精査を行う事で正確な診断に結び付けることが出来ます。胃カメラ検査の大切さを実感できる症例です。 60歳代 女性 心窩部痛 #.胃癌(tub1) 左:WLI観察、 中:AIM色素散布、 右:NBI観察 前の記事へ次の記事へ