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20.10月の診療が終了 消化器癌・炎症性腸疾患・血便・胃痛・便潜血陽性・胃バリウム異常

[2020.10.31]

院長の松岡です。

本日で10月の診療が終了致しましたので<当院の内視鏡実績>を更新致しました。

今月は胃カメラ検査・大腸カメラ検査共に開業後最多となり、スタッフと踏ん張る日々が続きました。有限な人材で質の高い内視鏡診療の提供を模索していきます。ただそのしわ寄せとして、これまで以上に内科外来はお待たせすることが多くなっており、大変心苦しく思っております。今後の一般外来の対応について考えていかねばならない分岐点となる時期ではないかと思っています。色々試行錯誤しながら当院の方針を打ち出していきますのでよろしくお願い致します。

まずは体を動かす・そして体を動かし続ける

大変有難いことに内視鏡挿入困難例の方の受診が増えております。困難例を数多く経験させて頂くことで当院の内視鏡技術が向上し、当院の財産となります。さらにノウハウを蓄積して参ります。

難しい検査が増えると手が止まってしまい考え込んでしまう事が多いのですが、それは考えているふりをして思考が止まっている合図でもあります(これは個人的な意見です)。特に私はその傾向が一段と強いので、考えている暇があったら、せっせと体を動かし汗することでようやく頭がついてきて解決の糸口が見つかります(所謂パターン認識です)。ひたすらやり続けることで無駄をそぎ落とし、本当に必要なことが最後に残ると信じています。言うは易しですが「simple is the best」です。当院に期待して頂ける皆さんに応えることが出来るよう「街の内視鏡医」としてどんどん実践して参ります。消化器疾患でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

内視鏡検査は大切です

特に今月スタッフとともに改めて実感した言葉です。検査を沢山すればするほど消化器癌(早期癌・進行癌)、炎症性腸疾患(特に潰瘍性大腸炎)、アニサキス症等が本当に多く発見されました。血便や胃痛や飲み込みにくさなどの症状がある場合はもちろん、健診異常(便潜血陽性、胃バリウム検査要精査)での内視鏡精密検査は本当に大切です。該当されている方は必ずお近くの消化器内科でご相談下さい。「百聞は一見に如かず」辛くない安全な正確な内視鏡検査を受けることで問題の解決に繋がります。

消化器内視鏡学会総会のセミナーがあり(もちろんオンラインです)参加させて頂きました。これまでの知識の総整理・新しい知識の吸収等参加して本当に良かったです。皆さんに還元して参ります。

診診連携・病診連携

いつもお力添え頂いている開業医の諸先輩先生方・総合病院の専門医の先生方は本当にお世話になっており感謝致します。今後も可能な限り迅速に対応させて頂きますので今後ともよろしくお願い致します。今後も色々ご指導頂くことが多いと思います。よろしくお願い致します。

2020年10月の消化器疾患発見例

下咽頭腫瘍    1例

早期胃がん    1例
進行胃がん    1例
早期大腸がん   3例
進行大腸がん   2例

肛門管がん    1例

直腸NEN     1例

潰瘍性大腸炎   3例(新規発見症例)

 

インフルエンザワクチンコンテンツについて定期的に更新しています。接種希望者の方は、必ず確認したのち受診下さい。

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