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内科学会に参加してきました。

[2018.03.18]

院長の松岡です。

本日、福井で開催された内科学会に参加してきました。

消化器の講演では

  がん死(37万人)は

  男性では 1位 肺がん、 2位 胃がん、 3位 大腸がん

  女性では 1位 大腸がん、2位 肺がん、 3位 膵臓がん  (2016年)

 がん罹患者(86万人)は

  男性では 1位 胃がん、 2位 肺がん、 3位 大腸がん

  女性では 1位 乳がん、 2位 大腸がん、3位 胃がん   (2013年)

 と報告され、日本人はがん死・がん罹患者数ともに消化器がんの対策が大切と改めて再認識できます。

 

 また、大腸がんについて、stage別の5年生存率、診断病期の分布(ともに2016年)が報告されました。より早いstageで治療介入できれば5年生存率は上がることが分かり、発見時の病期は0期は27%と他と比べて高いですがⅠ、Ⅱ、Ⅲ期は20%ほどであり診断病期の割合は変わりません。よって、内視鏡治療が可能なstage0期で早期発見・診断することで93%の5年生存率を得られることが分かります。

大腸がん stage別 5年生存率 (発見時)診断病期の分布
0期 93% 27%
Ⅰ期 90% 20%
Ⅱ期 80% 19%
Ⅲa期 71% 19%
Ⅲb期 58% 19%
Ⅳ期 12% 15%

 

定期的な内視鏡検査を受けることで早期発見・早期治療する意義が改めて理解できました。

当院では内視鏡検査・内視鏡日帰り手術を積極的に行っております。気になる消化器症状・内視鏡検査をご検討の方はお気軽にお問合せ下さい。

 

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