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立春にオン・オフラインを考える。

[2021.02.03]

院長の松岡です。

我々は日々の仕事を通じて、社会保険、社会福祉、公衆衛生、公的扶助などの分野で皆さんに関わらせて頂いています。

もちろんこれまでの研究からはじき出されたエビデンスやガイドラインに沿って診療することはとても大切であり、保険診療ベースで診療を行っている当院としてもまったくその通りであります。また、1年以上の付き合いとなっているCOVID-19の長期流行によりオンライン環境の急速な整備が進み、これまでオフラインが常と思われてきた様々な常識がことごとく覆されています。世の中の変容は急速であり、まさにビックウェーブそのものです。そして、それに順応する人の力には改めて目をみはるものがあります。昨今のデータ・メモリ容量が加速度的に大きくなる中、そう遠くはない将来に様々な分野でオンライン化が進むと考えられてきたことがCOVID-19によりパラダイムシフトのタイミングが強制的に早まりました。

そんな環境で1年過ごす中で、当院は今後一体どのようなサービスを提供できるのだろうかとずっと考えていました。

あるミュージシャンの方が言っていました。我々の本質は情熱を伝えることであり、情熱とは人間の気持ちである。世の中がオンライン化してもやるべき本質は変わらない。そして社会がオンライン化に傾くほどオフラインで伝える意味がある。

この言葉に大事なことが集約されています。まさに渦中だからこそオフラインの意味に立ち戻り、当院ができる良質な内視鏡診療を提供すべきであると考えます。窮屈な時代だからこそ、過去(先人の知恵)から学び、突破口を見出し消化器内視鏡の分野で社会貢献していきたいと考えます。広い視野を持ち冷静に対応していきたいと思います。

 

昨日もアニサキス駆除させて頂きました。連日の緊急内視鏡となっており、今シーズンは消化器寄生虫感染が多い気がします。皆さまご注意下さい。

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