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がん生存率の報告の記載がありました。

[2019.12.14]

院長の松岡です。

ご覧になった方も多いと思いますが今朝の新聞で国立がん研究センターからの報告「がん5年生存率(2013年、2010年、2011年)」の記載がありました。

消化器系がんでは喉頭がん、大腸がん、胃がん、食道がん、肝臓がん、胆のうがん、膵臓がんについて述べられており、それぞれ3年生存率・5年生存率は85.6%・80.6%、78.6%・72.6%、76,3%・71.4%、55.0%・45.7%、54.2%・40.4%、34.0%・29.3%、18.0%・9.8%となっております。

若い世代より高齢者の生存率が低いことが指摘されております。高齢者はがん以外に生活習慣病などの併存疾患もあり問題も多いと思います。

やはり消化器がんの早期発見が重要でありステージが進行する前にいかに発見できるかがカギになります。

人生100年時代、2人に1人ががんに罹患する時代です。がんサバイバーとして病気と上手く共存~治癒して社会生活を送る方も増えています。新たな治療・薬剤でこれまでの既成概念が崩れパラダイムイムシフトが起こり得ます。

当院は柔軟に対応できる基礎体力をスタッフ全員が身に着け、当院を利用頂く皆様により良い人生を送っていただけるようサポートしていきたいと考えます。

 

昨日スタッフに冬の賞与を出しました。質の高い消化器内視鏡診療ができているのはまぎれもなく、師長を中心としたスタッフ全員のチーム診療があるからこそであり、スタッフには感謝の言葉しかありません。

今後も「富山の消化器がんで悲しむ方を1人でも減らしたい」という理念を掲げ、日々の診療に向き合って参ります。

 

 

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