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直腸腺腫(便潜血陽性、血便) 2024年夏の1枚240812⑥

[2024.08.12]

便潜血陽性にて受診された方。人生初の大腸内視鏡検査で直腸に12mm大の腫瘍性病変を認めました。M-NBI観察で概ねJNET2Aであり、遠景観察を加味してcTisと診断し内視鏡治療を行いました。抗血小板薬内服中のためか、易出血性かつスネアリング時に動脈性出血を認めましたが、IEE(RDI)を適切に用いることで安定した視野の確保に繋がりました。責任血管の止血〜切除面の縫縮とストレスなく治療出来き、病理結果は腺腫(治癒切除)でした。他に2病変腺腫病変も認め、同時に内視鏡治療を行いました。

 

60歳代 女性 便潜血陽性、血便

#.直腸腺腫 Rb 12mm 0-Ⅱa+Ⅰs

左上:WLI観察、 右上:NBI弱拡大観察、 左下:NBI弱拡大観察、 右下:クリッピング縫縮後

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