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直腸腫瘍Rb LST-NG(FE)(便潜血陽性) 250806

[2025.08.06]

便潜血陽性にて人生で初回の大腸内視鏡検査目的に受診された方。下部直腸に15mm大のLST-NG(FE)病変(0-Ⅱa+Ⅱc)を認めます。NBI拡大観察では表面構造はⅡa部はJNET2Aですが、Ⅱc部に一部JNET2Bを疑います。インジゴカルミン散布にて発赤・緊満感が強調されます。cT1bも否定できない病変と判断致し、いつもお世話になっている大腸内視鏡治療エキスパートの先生にコンサルトさせて頂きました。内視鏡治療(大腸ESD)を施行され、病理はpTisと治癒切除でした。

 

「自覚症状のない病気は早期発見することが大切です。そして存在診断→質的診断→治療と結びつけ」今後も適切な大腸カメラ検査・胃カメラ検査を心がけることで、早期発見・早期治療に結びつけてまいります。

<大腸がん検診(便潜血)での異常>

 

40歳代 男性 便潜血陽性

#.横行結腸腫瘍 LST-NG(FE)

左:WLI観察、 中:NBI弱拡大観察、 右:色素散布観察 

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