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A型胃炎

心窩部痛/胃痛/背部痛/嘔気・嘔吐

1973年にオーストラリアのStricklandとMackayが提唱した胃炎であり、悪性貧血の原因の1つであります。胃炎の京都分類に基つく胃炎の評価によりより診断できる機会が増えています。血中抗胃壁細胞抗体が陽性であることが当疾患の診断基準になるが、高度萎縮病変では壁細胞が消失していることが少なくなく、血中抗壁細胞抗体が陰性なことが多いと言われています。内視鏡的には逆萎縮が有名で高ガストリン血症(>700pg/ml)が診断に有用です。
A型胃炎は悪性貧血・胃がん・胃NENのリスク因子であると同時に、ABC検診の胃がんリスクD群にグルーピングされますので注意を要します。

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