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オリンパス内視鏡セミナーに参加しました。

[2020.09.24]

院長の松岡です。

東京医科大学の著明な先生の講演がありました。極細径内視鏡の進化とその魅力と題して、当院でも既に稼働しているEVIS X1(新型内視鏡システム)とGIF-1200N(新型経鼻内視鏡)を用いることで得られる実益について学びました。

※下記、かなりマニアックな話題となります。

EVIS X1とGIF-1200Nを掛け合わせる可能性

2016年4月から対策型胃癌検診に胃カメラ検査が導入されて益々胃カメラ検査への期待が高まっています。下記の如く経鼻内視鏡の開発の歴史から話が始まり、第3世代のGIF-1200NはNBI領域でも確実に進化(微細構造 micro mucosal structureの観察、低ノイズハイビジョン画像等)を実現しており、まさにnext stageへ導いてくれるデバイスと言えます。

それにEVIS X1を掛け合わせることでさらに高次元で内視鏡診断を行えることとなります。

TeXture and color enhancement Imaging:TXIは通常光の情報に基つき「明るさ」「色調」を補正することで「構造強調」を行う次世代のツールです。

当院でも日々検査を実施しておりデータの蓄積が徐々にではありますが確実にできています。当院を利用される皆様に納得して頂ける内視鏡検査を提供できるよう日々研鑽を積んでまいります。

Generation of transnasal  Olympus endscopy

発売年度 1994 1995 2005 2006 2010 2012 2020
内視鏡型番 N30 N230 N260 XP260N XP260NS XP290N 1200N

私がこれまで主として使用してきたfiberはGIF-XP290Nであり、XP260NSと比して非常に明るく使い勝手が良いfiberでありました。しかしながら今年から使用しているGIF-1200Nは車であればフルモデルチェンジと言え、ただのフルモデルチェンジではなくエポックメイキング的な革命であります。往年の三菱のVR-4→CD9Aほどの進化を彷彿とさせる(もっと言うならCN9A→CP9Aの方が適切のような気がします)と考えるのは決して私だけではないような気がします。

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