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[2020.02.09]

院長の松岡です。

2020年に入り消化器内視鏡検査を希望され当院を受診される方が多く、スタッフ一同気が引き締まる思いで1症例1症例丁寧な検査を心がけています。

中には「途中で大腸カメラを断念した経緯がある」「以前の疼痛がひどくてできれば受けたくないが」など検査前の診察で話を切り出される方が少なくないと実感します。

まつおか内科医院は「みなさまの声にならない声」をしっかり受け止め「どのようにしたら少しでも痛くない検査ができるか」「どうすれば皆さんに納得して頂ける検査を実現できるか」を真剣に考えスタッフ一丸となり良質な消化器内視鏡内科・胃腸科診療の提供を目指しています。

 

これまで私を指導してくださった総合病院消化器内科スペシャリストの先生方、全国で活躍されている内視鏡専門クリニックの先生方、そして開業時に内視鏡内科医のイロハを指導して頂いた北陸の内視鏡モンスターの大先生、全ての先生方に共通することは「決してあきらめない精神」です。特に内視鏡モンスターの大先生は「人生苦労して初めてその先に幸せがある」と工藤公康氏と全く同じことを申されています。

内視鏡あるあるの一つに、挿入困難例との遭遇があります。経験をしっかり積めば検査中の痛みにも様々な質があることに気が付きます。もちろん危険が伴う検査であるからこそ安全に十分配慮しておりますが、検査中少し皆様に我慢して頂く痛みもあります。それらの痛みの質を見極め、大腸カメラ検査であれば終末回腸(小腸)までしっかり検査をして初めて大腸検査を完遂したこととなります。

特に、今でも指導頂いている総合病院消化器内科の先生方は日々ハイリスク内視鏡を数多く経験しておられるため、内視鏡技術の引き出しの多さ・質が違います。一見「これは無理だろう」と思う症例も丁寧な基本操作を流れるリズムで繰り出すことで、外から見ている分には「いとも簡単に、何事も無く」涼しく淡々と挿入され・処置を行いトラブルなく検査を終了されます。これまで幾度となくそのような現場を目の当たりにして思う事は「基礎練習をひたすら繰り返すことの大切さ」「やめたら終わりであり、やり続けることの大切さ」この2点に集約されます。簡単なようで非常に難しいと思いますが、この2点だけは今後も継続・実践して参ります。

 

※大腸内視鏡検査の依頼が多いので、1月のスタッフミーティングでさらに内視鏡検査枠の拡大を行いました。2019年12月・2020年1月と消化器がんの発見が多いことが上記決断の一番の要因です。出来るだけ最短で内視鏡検査を行い、早期発見早期治療に結び付けることが当院が皆様にできる唯一の社会貢献と考えます。よろしくお願いします。

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