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18.10月の診療が終了致しました。

[2018.10.31]

院長の松岡です。

昨日で10月の診療が終了致しましたので<当院の内視鏡実績>を更新致しました。

 

10月の当院の内視鏡検査トピックス

①胃カメラ(胃内視鏡検査)数が月100件を超えました。

②大腸ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)適応病変を5例発見できました。

③内視鏡処置具について勉強会を開催しました。

 

→①:開業以来初めて月100件を超えました。1症例1症例、僅かな病変も見逃さないよう丁寧な検査を行っていきます。

→②:50歳以上の方はもちろんですが、当院を利用される方は30歳~40歳代とお若い方も多いです。若い方でも内視鏡検査をされると10㎜以下の良性腫瘍(前がん病変)を認めることが多々あります。最小限の苦痛で安全に検査を行う事はもちろんですが、正確な診断を行う事が大切です。10月は比較的大きな病変が見つかることが多かったです。当院では全ての病変に対してオリンパス社製内視鏡で拡大観察(生検検査を行わずその場でズームアップして精査)を実施します。そうすることで治療対象の病変が

A..外来での内視鏡治療が可能な病変

B..入院での内視鏡治療の適応病変

C..外科治療の適応病変        のいずれかが判断できます。

当院でできることは<Aの治療>、<A、B、Cの判断>そして<B、Cの場合は適切な高次医療施設への御紹介>の3点です。

<Aの治療>は当院の内視鏡実績に記載の如く内視鏡治療を積極的に行っています。そして<A、B、Cの判断>もとても大切です。以前はAかCが標準的な治療でしたが、医療技術の発達と内視鏡医の努力によりB(ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術))が確立されました。ESD治療は開腹手術をせずに内視鏡治療で病変を切除する治療法です。ESDはしっかりトレーニングを積んだ症例経験豊かな内視鏡医であれば安全に正確に病変を完全に治療できます。<B、Cと判断した場合>は安心してお任せできる高次医療施設のエキスパートの医師に責任をもって紹介させていただきますのでご安心下さい(もちろんこの病院に紹介して欲しい等、ご希望があればお伝えください)。医療技術は日々更新されていますので、私も開業後も継続して毎週休診日にお世話になっている総合病院様で内視鏡治療・画像カンファレンスに参加させて頂き、技術を磨いております。

→③:10月は2回に渡り内視鏡処置具についての院内勉強会を開きました。当院は看護師3人、医療事務2人、医師1人と小人数で診療を行っております。有難いことに内視鏡依頼が徐々にではありますが増えております。全てのスタッフが内視鏡診療についての知識を持つことが当院を利用して頂く皆様へ還元できると考えます。今後も様々な企画を催し、当院の診療の質を高めていきたいと思っております。

 

ご相談・ご不明な点等ございましたらお気軽にお問合せ下さい。 

当院は継続して、苦痛の少ない・安全な・正確な内視鏡検査を手軽に受けて頂けますよう努力し、消化器がんの早期発見・早期治療に力を入れて参ります。

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